車椅子をご利用の方のスキーは、
・モノスキー
・バイスキー
の2種があります。
モノスキーは、椅子の下に1本のスキーが付いたものでパラリンピックなどで使われているスキーです。
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一方、バイスキーは椅子の下に2本のスキーが付いたもので、基本的にはコーチと一緒に滑ります。
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モノスキーは、単独で滑る用具のため一人で滑れるようになるために多くの練習時間を必用としますが、バイスキーはコーチと一緒に滑るため、初めて乗った日から山頂に行くことも、ビュンビュンスピードを出して滑ることもできます。
また、バイスキーは7つのベルトで体を固定するので、
・四肢麻痺の方
・座位保持ができない方
にもお楽しみいただけます。
バイスキーは3つの滑り方があるので、以下に紹介します。
1.バゲッティング
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バゲッティングとは、写真のようにコーチがバイスキーを後ろでバイスキーを操作して一緒に滑ります。
バゲッティング時に生徒さんがすべきは、コーチの声かけに合わせて体を右・左に倒すだけ。
ジェットコースターが好きな方には、ハイスピードで。
スピードが苦手な方には、ゆっくりのんびり滑ります。
2.ハンドアウトリガー + テダー
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握力(保持力)のある方は、アウトリガーという手に持つ短いスキーを使って左右操作を行います。
バイスキーは急停止が苦手な道具なので、コーチがテダー(手綱)を使って後ろでスピードコントロールはしますが、左右操作は生徒さんが自分で行います。
コーチと離れて滑る+自分で左右ターンを行うので、単独滑走感が楽しめます。
3.フィックスアウトリガー + テダー
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フィックスアウトリガーとは、自転車でいうの補助輪です。
フィックスアウトリガーを使うと、四肢麻痺の方でも、体の傾きでターンをすることができます。
ハンドアウトリガー利用時同様、フィックスアウトリガー利用時もコーチがテダー(手綱)を使って後ろでスピードコントロールをしますので、どこかに突っ込んでしまった!ということはありません。
フィックスアウトリガーを使った滑り方も、コーチと離れて滑る+自分で左右ターンを行うので、単独滑走感が楽しめます。